はるみ

はるみを初めて食べたのは、7,8年前だっただろうか。小さなものだったが、独特の香りと味で、本当に美味しいミカンだと思った。今の家に住み始めた2007年に、早速苗を買って来て、庭に植えたのだが、未だに実が実ったことはない。




(2013/02/02 撮影)

このはるみは、今年初めて出荷されているものを見つけて買ってきた。やや大きくなりすぎた感じで、少し水ぶくれかもと心配したが、それなりにおいしかった。はるみの味は、ミカンの缶詰のシロップの味に似ているように思うが、他のミカンにない風味だろう。それに、実が粒々なところも特徴だろうか。

はるみは清見とポンカンの交雑で、デコポンも同じ組み合わせで、どちらも好きなミカンである。どちらかというと、デコポンの方が出荷量が多いようで、また長い期間見られるのに、はるみはすぐに季節が終わってしまうような気がする。しかも、昨年はあまり見なかったような気がするし、年によって出来方に差があるのだろうか。栽培は難しいようなので、我が家の庭に鈴なりになるのは諦めたが、もっと普及して欲しいミカンである。