キクビアオアトキリゴミムシ?

以下の甲虫は、サツマイモの葉っぱの上で見つけた。大きさはせいぜい5-6ミリに思えたが、赤と黒の特徴的な模様なので、なんとか同定できるのではないかと思って、写真に撮った。



(2012/10/14 撮影)

小さいので、ハムシかと思ったのだが、口の形などから、ゴミムシなどの仲間らしく思えて、そのあたりの写真が多く載っているこのサイトをじっと眺めて、キクビアトキリゴミムシかと思えた。「アトキリ」というのは、上翅の後ろ側が切り取ったようになっているらしいのだが、この写真ではよくわからない。それでも、この名前で検索すると、それらしい写真もあるようなので、当たらずといえども遠からずということで、掲げておく。


この種類を調べていて、黒と赤が混じった模様のものは、意外と同定が難しかったことを思い出した。以前にも、コマユバチ科?の一種として同定したもので、かなり苦労したのだった。黒と赤の模様は、このサイトにもあるようにいろいろな動物で見られるようだ。以前は、その模様の意味がわからなかったのだが、Wikipedia の「警告色」の項目では、血の色とかで、赤い色に警告の意味があるらしい。黒と黄色の模様は、ハチをモデルにして、いろいろな動物で真似られているようなのだが、黒と赤の模様の場合にも、なにかモデルになる動物があるのだろうか、それとも単に赤い色が警告の意味になっているのだろうか。