キアゲハ

何回か前に、クロアゲハを取り上げたときに、アゲハチョウの仲間は、なかなか写真に撮れないと書いたが、姿は見るのだが、写真に撮るチャンスがほとんどなかったキアゲハが撮れた。



(2012/06/24 撮影)

キアゲハとアゲハチョウ(ナミアゲハ)との違いは、キアゲハで、黄色味が強いことに加えて。翅の前のところが薄黒くなるらしい。あまり模様のパターンを気にしたことはなかったが、キアゲハでも黄色味がはっきりしないものでは、そういうところで区別することになるのだろう。


実は、アゲハチョウは以前に取り上げたのだが、幼虫の写真だけで成虫の写真は撮れていない。一方、キアゲハは、イタリアンパセリの上で幼虫の写真を撮ったはずなのだが、どこかのフォルダーに紛れこんで、見つかっていない。どちらも、両方のステージの写真が揃えられれば、追記したい。


(2012/07/03 追記):ピンボケではあるが、2年前に撮影したキアゲハの幼虫の写真が見つかったので掲げる。畑のイタリアンパセリの葉っぱに付いていた。アゲハチョウの幼虫がミカンを食べるのに、同じようなアゲハでありながら、まったく違うセリ科の植物を食べるのに、ちょっと驚いた記憶がある。



(2010/06/29 撮影)

Wikipediaキアゲハの記述で、 「四齢幼虫では白地に黄色と黒の斑点模様の警戒色となる」に一致するので、この幼虫は四齢幼虫らしい。

イタリアンパセリやセロリなど、セリ科の植物は常時植わっているのだが、この個体以外にキアゲハの幼虫は見たことがない。改めて、注意を向けて行きたい。