チョウ2種:クロアゲハ、ツバメシジミ

クロアゲハ
アゲハチョウのような大型のチョウは、舞っているのは見えても、なかなか止まってくれなくて、写真に撮れないでいるものも多い。



(2012/06/17 撮影)

この個体は、たまたまスカシユリのところに止まっているのをかろうじて撮影できた。ネットには素晴らしい写真がいっぱい載っているだろうが、我が家の庭で写真に撮れたものとして、掲げる。

こういう黒いアゲハは、子供の頃から“クロアゲハ”や“カラスアゲハ”などと呼んでいたように思うが、細かい模様を気にしていた訳ではないから、どういう種類がいたか定かではない。他にも種類がいるようなので、なんとか種類を増やして行きたい。


ツバメシジミ
このシジミチョウは、ヤマトシジミくらいの大きさで、後翅の後縁部にオレンジ色の部分があるので、我が家でこれまでに出現したシジミとしては、クロマダラソテツシジミかと思ったのだが、それにしては小さいなと思いつつ写真に撮った。



(2012/06/18 撮影)

どうやらツバメシジミだと思える。幼虫の食草はマメ科の植物らしい。春の黄色い花が咲くマメ科の植物が消えた後も、我が家の庭には、シロツメクサメドハギなどに加えて、前回のホソヘリカメムシで触れた畑のインゲンなど、大量に植わっている。そういう植物に卵を産みに来たのだろうか。


この種類は前からいたのか、今年になって初めて出現したのか、よくわからない。シジミの仲間として、これまでに、クロマダラソテツシジミヤマトシジミウラナミシジミ、ウラギンシジミベニシジミの5種を取り上げて来た。最初にシジミチョウの区別を意識し始めたのが、2009年の秋だから、その頃から止まっているものの翅の模様には注意を払って来た。もちろんこちらの注意力の不足から、見逃していたのかも知れないが、このような模様の個体がいれば、気がついていたように思える。そういう意味で、この種類の動向には注意して行きたい。