ホトトギス

このホトトギスという植物は、何年か前に妻が植えたものなのだが、園芸植物ということで特に興味を持つことなく来ていた。他の草に負けて、枯れてしまったと思っていたら、また生えて来たなどと話したことがあった。先にルリタテハを取り上げることがなかったら、そういう程度にしか注目しなかっただろう。



(2011/10/23 撮影)

この植物がルリタテハの食草になるということで、ルリタテハの幼虫を見つけてみたいと注目しているのだが、今のところは見つかっていない。そうこうしているうちに、つぼみから花が咲いて来た。花が咲いてみると、多くの人が植えている気持ちもわからないではない。

ユリ科の花らしく、3を基本数にしているらしい。花びらのようなものが6枚に分かれていて、雌しべの柱頭らしきものが上に伸びていて、まず3本に分かれてそれがさらに2分されているようだ。そしてその下に雄しべがあるらしい。

縮小してしまった写真ではわかりにくいが、雌しべの柱頭に細かい粒々のようなものが付いていたり、花の中心部が黄色くなっていたり、この花の構造から、いろいろ読み取れることもあるのだろうが、それは、また追々と調べて行きたい。