コモリグモの一種

クモの同定は難しいという印象があって、写真の方も、あまり熱心に撮影しないで来た。



(2011/06/04 撮影)

このクモは、庭の石組みをひっくり返していたら、飛び出してきた。お尻に卵の固まりをぶら下げていなかったら、おそらく見過ごして撮影しなかっただろう。

インターネットのクモの写真をじっとにらんでいても、なかなか同定が出来なかったのだが、卵嚢に注目すると、どうもコモリグモの仲間のように思えて来た。体のプロポーションなどからしても、コモリグモの仲間でたぶん間違いはないと思うのだが、それ以上の種類の同定は、簡単ではないようだ。

コモリグモは、子供が孵化したら、背中に背負って、子育てをするらしい。あまり見たくないところであるが、こういうものは、プラスチック容器に入れて飼ってみれば、いろいろわかるのだろうか。


クモの仲間は、これまでに5種しか扱っていないようだ。あまり好きな動物ではないが、少しずつわかるものを増やして行きたい。