クロメンガタスズメ



(2010/09/05 撮影)

この芋虫は、最初、ナスビの葉っぱに糞が付いていることから見つけた。緑っぽい色をしていることから、昨年撮ったオオスカシバかと思って、あまり気にも留めず、一応はナスビにも付いていたということで、写真だけ撮って、別のところにお引き取り願った。

ところが写真を眺めてみると、どうも模様などが違っているようだ。ナスビの害虫ということで検索してみると、メンガタスズメの仲間のようにも思えるが、まだ子供なので、どうも同定にも自信がもてなかった。ところが、数日経って以下の巨大な芋虫が現れた。




(2010/09/10 撮影)

どうやら、こちらはクロメンガタスズメという種類らしい。メンガタスズメとは尾角の曲がり方が違うらしい。この個体が、先に見た個体と同じなのかどうかわからないが、違う個体だったとしても同じ頃に産み付けられたものと思われ、その成長の速さには驚かされる。次の日にはもういなくなってしまったので、どこかでさなぎになっただろうか。