テデトール

妻が、テデトールという単語を見つけてきた。ネットで調べてみると、いっぱい実例が見られるようだが、我が家でも実践していることになる。

我が家の庭では、新しく見つけた虫はひとまずは歓迎する。殺虫剤を撒かないことに決めているので、虫が増えて来ると、そのまま放置するか、テデトールで対処することになる。

しばらく前には、イチゴにチャコウラナメクジが付いていたり、ブロッコリーにモンシロチョウの青虫が付いていたり、このところのトマトやナスビにミナミアオカメムシが付いていたりするのには、さすがにテデトール処理をしている。



そんな虫たちにも捕食者がいるようだ。



(2012/07/14 撮影)

アオメアブは、以前にも取り上げたが、かなり強力な捕食者のようだ。カメムシの臭いなどはものともしないらしい。上の写真では、口を突っ込んで体液を吸っているようだ。少し気味の悪いものではあるが、それでも憎きミナミアオカメムシを食べてくれるのだと思うと、頼もしく思えてくる。

ブロッコリーの葉っぱには、アシナガバチの仲間が絶えず探索に来ている。おそらく、青虫がいれば捕食してくれているのだろう。

特定の虫が増えれば、その捕食者が集まってくるのだろう。以前に農薬漬けの農業が問題になった頃、無農薬の農地には、クモがいることが強調されていた。我が家の庭でも、そこら中にクモがいる。



農業自体、人間にとって都合の良い作物を効率的に収穫することを目指すものだろうが、効率を追求する必要のない家庭菜園だからこそ、天敵を含めた自然のバランスに任せたい。

テデトールに加えて、テンテキールという用語はどうだろうか?