蛾2種:キベリトガリメイガ、ウリキンウワバ(幼虫)

蛾で同定できたものを掲げたい。

キベリトガリメイガ

この蛾は、アロエの葉っぱの上で、いかにも特徴的な止まり方をしていた。



(2012/05/25 撮影)

いつもの岐阜大学のサイトで、それらしい科を順番に見て行って、メイガ科キベリトガリメイガに似ているものと思えたので、このあたりの近縁種になるのだろう。「みんなで作る日本産蛾類図鑑V2」によれば、Endotricha属として12種類載っていて、ウスベニトガリメイガ、カバイロトガリメイガなどにも似ているようにも思えるが、ここからは全体の色などから、エイヤーとキベリトガリメイガと同定した。


ウリキンウワバ
このイモムシは、カボチャの柔らかそうな芽のところにいた。大きさからして、かなりの葉っぱを食べそうに思えたので、カボチャからはお引取り願って、土の上で撮影した。


(2012/05/27 撮影)

作物の害虫なので、「カボチャ 害虫」などで検索して、ウリキンウワバに行き着いた。このイモムシは、葉の根元近くをかじって、葉っぱを傘のようにかぶるらしい。たしかに、新芽のところでそんな風に萎れた葉っぱがあったので、その写真も撮った。このような葉っぱの中で、鳥に襲われないようにするらしい。


(2012/05/29 撮影)